一般社団法人 日本病院会

福島県への医療従事者派遣支援のお願い
■ 福島県への医療従事者派遣支援のお願い

東日本大震災から2年近く経過しましたが、福島県については東京電力福島第一原子力発電所の事故により、原発から20km圏内である警戒区域の7病院は休止中で、原発から20~30km圏内である旧緊急時非難準備区域にある6病院は、診療は再開したものの震災前の15~65%の診療レベルに回復したに過ぎず、職員の自主退職等による診療の制限が、地域医療復興が進まない大きな原因となっています。
日本病院会では震災当日から災害対策本部を設置し、現在は災害対策特別委員会で対応を検討・実施しておりますが、今回、福島県 保健福祉部 地域医療課と連携して医療従事者の支援活動を実施することにいたしました。従来もホームページ等で呼びかけを行いましたが、なかなか支援実行につながりませんでしたが、これから定年等で退職される方や、知り合い等で可能性のありそうな方々がおられましたら、是非お声かけをいただき、医療人として福島県の危機的状況に対する支援が出来ますことを願っております。
皆様一人一人がこの状況を共有し、福島県の医療へご協力いただきたく、お願い申し上げます。
なお、県内の支援の希望は下記の福島県ホームページ(リンク可能)でご覧いただければと思いますが、県内の緊急度やバランス保持のため、具体的な支援の相談や申し出につきましては、下記の「福島県 保健福祉部 地域医療課」を窓口にしていただき、マッチングを行いたいのでよろしくお願い申し上げます。

平成25年2月                                           敬 具

一般社団法人日本病院会 会長 堺 常雄
災害対策特別委員会 委員長 塩谷 泰一
社団法人福島県病院協会 会長 前原 和平


 

1.医師の支援
福島県「ドクターバンク福島」に県内の医療機関からの求人が掲載されております。緊急度やバランス保持のため、下記項目5番の「福島県保健福祉部 地域医療課 國分様」宛にご連絡いただき、ご相談、お申し出をお願いします。(下の画面をクリックしてください)

2.看護師の支援
福島県「ふくしま看護職ナビ」に県内の医療機関からの求人が掲載されております。緊急度やバランス保持のため、下記項目5番の「福島県保健福祉部 地域医療課 國分様」宛にご連絡いただき、ご相談、お申し出をお願いします。(下の画面をクリックしてください)

ドクターバンクふくしま ふくしま看護職ナビ
ドクターバンクふくしま
ふくしま看護職ナビ

3.その他の医療職
その他の医療職も不足を生じており、県からは支援の希望があります。例えば県内で実施している「甲状腺検査」では専門医の他に臨床検査技師も足りない状況とのことです。具体的な事項は下記項目5番の「福島県保健福祉部 地域医療課 國分様」宛にご連絡いただき、ご相談ください。

4.緊急に支援いただきたい事項
福島県より緊急の支援依頼があった場合に掲載します。支援可能な場合は早急に下記項目5番の「福島県保健福祉部 地域医療課 國分様」宛にご連絡いただき、ご相談ください。
 ――  緊急支援依頼事項 2: 「外科医師応援要請」 社団医療法人 呉羽会 呉羽総合病院 (2013.9.6) PDF版
 ――  緊急支援依頼事項 1: 「医師支援依頼」 医療法人 相雲会 小野田病院 (2013.1.28) PDF版

5.連絡窓口は、
上記4項目すべての連絡窓口は、下記までお願いいたします。

 福島県 保健福祉部 地域医療課 主任主査 國分 透 様  電話 024-521-7238