日本病院会正副会長|2022年頭所感

一般社団法人日本病院会

日本病院会の飛躍を願う

 あけましておめでとうございます。
 この1年間、会員の皆様にはお世話になりました。旧年中も新型コロナウイルス感染症患者の増加、減少の繰り返しで一喜一憂する中、会長をはじめ副会長、常任理事、理事、監事、参与、会員、事務の職員の皆様に多くのことを教えていただき、ありがとうございました。
 一昨年と同様にコロナ下でも担当副会長として多くの委員会、外部との協議会などに出席させてもらいました。可能な限りホスピタルプラザビルに行きましたが、やはりほとんどがWeb会議のため新任の委員の先生には直接お目にかかれなくて、残念な点もありました。
 しかしWeb会議のほうがそれぞれの委員会で発言される委員の専門的な知識を窺い知ることができ、セミナーでは資料を別の画面に広げることも可能で、会場に行くよりもよく理解できた場合も多々ありました。また配布ペーパーが皆無となり、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に日本病院会は大きく寄与しているとも思いました。
 旧年中もコロナ下病院の運営、経営にプラス面、マイナス面で大きな影響が会員施設に生じたと思いますが、2回のワクチン接種が小児を除きほとんどの国民に行きわたり、3回目の接種が検討されている中、本年は会員施設が安心して地域医療や住民を守ることができる状態に完全に戻るであろうと願っています。
 またコロナが克服されたとしても一度便利さを実感したテレワークやWeb会議の進化を実感しました。もう議場に全員集合はありえません。対面でのひそひそ話ができない中で、会員施設間の連携、情報共有が進むように日本病院会も変わらなければなりません。ぜひ対応したいところです。
 2022(令和4)年が日本病院会および会員施設にとって、より良き年になるよう心より祈念いたしまして、新年の抱負とさせていただきます。

仙賀 裕
一般社団法人 日本病院会 副会長 仙賀 裕


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